源兵衛川第7ゾーン 外来植物一掃・草刈り大作戦

源兵衛川の下流部(第7ゾーン)は、川沿いにエノキ、ハンノキなどの高木が茂り、住宅街を流れる上・中流域にくらべ、変化に富んだ環境です。

しかし、ヘドロの堆積や、トキワツユクサやハーブ類、アメリカザリガニなどの外来動植物の繁茂・繁殖が進み、本来の自然が失われつつあります。

そこで今回、水の都・三島街中再生協議会(事務局:NPO法人グラウンドワーク三島)では、ふるさとの川・源兵衛川の自然環境の復元再生を目指して、「環境再生ワンデイチャレンジ・外来動植物一掃・草刈り大作戦」に取り組みました。

作業には、高校生、市民、弓場市議、グラウンドワーク三島スタッフ・インストラクターなど15人にご参加いただきました。広川建設の広川敏雄さんの指導を受けながら、両岸に繁茂したこれら植物の刈り取りと、トラックへの積み込みを行いました。

作業前の第7ゾーン・上流部の状況です。在来植物のヨシやミゾソバ、ジュズなどが大きく伸びています。また、外来種ヒメツルソバやハーブ類、さらには要注意外来生物に指定されているキショウブやオオバナチョウセンアサガオが大繁茂しています。

胴長や長靴を着用して川の中に入り、外来植物を草刈り機や草刈鎌で刈り取り、グリーンバッグに詰めて、トラックに積み込みました。



作業が進むにつれて、本来の川岸が見えてきました。刈取り・搬出した草の量は、なんと2tトラック2台、軽トラック2台分にもなりました!大繁茂していた外来植物を、きれいに除去することができました。ご参加いただいたみなさん、たいへんお疲れ様でした!






水の都・三島街中再生協議会やグラウンドワーク三島では、今後も、源兵衛川のふるさとの川づくりに取り組んでいきます。皆様のご理解・ご協力を宜しくお願い申し上げます。