8/2 源兵衛川ミニ・ミュージアムを開催

ふるさとの川・源兵衛川の生態系の豊かさや生き物に触れてもらうことを目的に、8月2日、「源兵衛川ミニ・ミュージアム」をオープンしました。

 会場の大中島会館1階には、60cm水槽などを設置して、当日の朝、源兵衛川でつかまえた絶滅危惧種ホトケドジョウやドジョウ、アブラハヤ、タモロコ、サワガニなどの魚類・水生生物や、清流のバロメーター・水中花のミシマバイカモ等を展示しました。会場に訪れた子どもや保護者、観光客などに、普段なかなか見ることができない源兵衛川にすむ生き物を、間近に観察してもらいました。

また、源兵衛川の歴史や生き物への理解を深めていただくためのギャラリートークを行いました。加須屋真先生(常葉大学非常勤講師)には、生物多様性や、源兵衛川にすむトンボの生態について、分かりやすくお話いただきました。

菅原久夫先生(常葉大学非常勤講師)には、源兵衛川の植物やふるさとの川づくりについて、ミシマバイカモの花を間近で観察したりしながら、丁寧にお話いただきました。

グラウンドワーク三島インストラクターの皆さんには、富士山の湧水の仕組み、「水の都・三島」の原風景と水辺の生活、加環境悪化と環境再生の取り組みなどについて、ラミネートを使いながら、楽しく解説していただきました。

 参加者は、夏休み中に源兵衛川について調べている小学生の子どもと保護者や、川歩きに訪れた市外からの観光客など、多くの方々にお立ち寄りいただきました。ギャラリートーク終了後は、先生方にたくさん質問する子どもも見られるなど、充実したプログラムとなりました。講師の先生方、インストラクターの皆様、ありがとうございました。